紅葉した木を探し求めて、さまよい歩く。
それを「紅葉狩り」とは…、なんとも洒落た言葉に言い換えたものだなぁといつもしみじみ。
『紅葉名所 ここへ行きたい(NIKKEIプラス1 2011年9月17日(土)版)』によると、
数ある紅葉スポットの中で専門家がすすめる名所、日本で一番は北海道の大雪山とか。
なんと専門家11人中9人がすすめる堂々の1位らしいです。
東京近郊では、昭和記念公園、神宮前のイチョウ並木、後楽園とのこと。
さすがに北海道は遠いけど。う~ん。なんとかしてどこかにタイミング合わせて行きたいものです。
人混みのなかの花見に紅葉狩り、あまり好かん…という方も多いようですが、
個人的にはこの人波に流されるそぞろ歩きが結構好きだったりします。
人々の浮かれて無防備な気持ちのなかをフラフラ漂うのはなかなかの気分。
そして、この紅葉狩り、自然の思うままのスピードにそれこそ人が必死こいて合わせなきゃいけない。
なんとも滑稽でありながら、本来の人と自然の力関係ってこんなもの。と思う姿です。
震災後は液状化で溢れ出た土砂が風に舞い、黄色く煙ったまちだった浦安。
それがようやくはれたころ満開になった圧巻の桜、吹き出た土砂の間からぴょんと頭を出して花を咲かせた草花。
今年はなんだか唐突に満開になったような春でした。
今年の秋は、普通の毎日の暮らしのなかでもゆっくり移り変わる初秋の様も味わいたいものです。
>>SumiJunko OfficialWebsite TOP Page
コメント