鳥取、島根、山口を通過して広島。と、くれば宮島は外せない場所。
あの安藤忠雄氏に世界一好きな建築と言わしめた厳島神社、そういえば来年は大河ドラマも平清盛だった!
それにしても、まあとにかく想像以上の混み具合、大渋滞にまずは驚きました。
しかしここは神の島、計画外の行動が思わぬ大正解へ導かれていくさすがは宮島の旅なのでした。
■正解その1
広島からフェリーに乗るべく、車を置いて行く駐車場を探す時点で大渋滞。
ここは早めに腹をくくり思い切って車ごとフェリーで!
実は着いた先の宮島の駐車場は無料。広島での駐車場代を考えれば車ごとフェリーの料金と大差なしなのです。
これ、意外と知られていないみたいで1台のみ。そして大行列に並ぶことなく最優先VIP気分で乗り降り。
■正解その2
着いて早々に刺激してくるのは宮島名物の焼き牡蠣の香ばしい香り。すぐに目についた屋台で一つ。
あちい!あちい!と不機嫌に焼くおじさん。
軍手すれば良いのに…素人か?そういえば他の店は行列なのに誰も並んでないよこの店。。。と、訝しく思うも、
焼きあがりをパクリと食べたら驚きで跳び上がります。
中国山脈から流れる豊富なミネラルが瀬戸内海にしっかりとどまることで、この類まれなる旨味になるとか。
広告で有名な店は行列になってるようですが、結局どこでも美味しいみたい(^^)
■正解その3
さて。牡蠣は食べたし、昼ごはんは有名な穴子飯!しかし・・・どこもやっぱり大大大行列。
あきらめてふらっと入った牡蠣うどんの店が大正解。
鰹と昆布の白濁したスープに牡蠣の出汁が溶け出した最高の一品です。
あれ。しかも穴子飯も付いてきちゃいました(笑)
■正解その4
ロープウェイで島の上にあがり絶景を眺めていたらあっという間に夕暮れ。急いで大鳥居へ。
しかし、この夕刻の大鳥居こそが一番。息を飲む美しさ。
潮が満ちているので大勢の観光客も浜から遠巻きに眺める、この距離感は本当に神々しい。
時を忘れてしまいます。むしろこの時間こそ見逃すべからずです。
■正解その5
と、気づいたら日はとっぷり暮れて厳島神社はすでに閉まってしまった。失敗(^^;)
まあ一泊することだし、明日の朝にお参りすれば良いかな。と、これがまた大正解。
朝一番6時半の本殿は人が全くいない。行列で流されながらお参りすることもなし。
そしてこんなガイドブックのような静けさ満点の写真まで撮影可能。
朝靄のなかの朱色、潮風、床下のカニ穴から聞こえる小さな音、自然と一体化した建築美、荘厳さをたっぷり味わえます。
※注)しばらくすると、文字通りドドド~っとフェリーから大量に人が上陸してくるのでそれまでがチャンス!
以上、
全く無計画でも神様に導かれたかのように満喫の宮島なのでした。
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Junkoさん!
私は宮島には広島【時代】に何度か行きました。
当時はエレガントでモダンなものを追いかけていて、広島の田舎くさいところが
まったく理解できてない人でしたが、宮島の静けさが好きでした。
「思い立ったが吉日」
これなんですね。そして、その一瞬にしかない目に見えた空気感を撮る。
月の柔らかな表情、鹿(ジェシカじゃない)のまなざし、大鳥居の二つの顔。
素晴らしい写真をなんども繰り返し見入ってしまいました。
作風と呼べそうな世界をも引き寄せているように感じました。
投稿情報: Borinquen | 2011年10 月15日 (土曜日) 07:56
ボリンケンさん!やった。お褒めの言葉ゲット。ありがとうございます~
しかし、ボリンケンさんの少女時代…じゃなくて広島時代は、田舎の地だったんですか。
木陰や護岸が落ち着いた雰囲気の水辺の生かし方がハイセンスな街の印象でした。
宮島は、昼間のお祭ムードと、夜と朝の朝靄がかかった静けさ、二つの表情が魅力的。
人に媚びないすましたジェシカ…じゃなくて鹿たちもついつい撮りまくってしまいました(*^_^*)
投稿情報: SumiJunko | 2011年10 月15日 (土曜日) 08:23
junkoさん!
私の広島時代には、そのような感覚を知るすべがなかったんでしょう、きっと。
東京を離れて、一気にサルサの故郷プエルトリコへ心を馳せていたんですから。
ああ、人に媚びないジェシカのポッとした表情にも心打たれている今日この頃。
ママボリンケンも「鹿の写真とぉ〜〜てもステキ!腕を上げたネ!」と無条件。
私も、最近知った写真のベストなんではないかと...
iPad2で見るとひたすら美しいです(^_^)
投稿情報: Borinquen | 2011年10 月15日 (土曜日) 19:41
おぉ。毎日ボリンケンさんの写真を見ていらっしゃるママボリンケンにまで褒められるとは!
そうそう。iPadの画面ってキレイなんだよなぁ。なんか艶やかで、しっとり見える。
それにしてもジェシカ…じゃなくて鹿(しつこい(笑))は、媚びてないんだけど離れないで側でじーっと、でも目は合わせようとするとスッとそらす。たぶんボリンケンさんも夢中になるオーラだしてましたよ(*^_^*)
投稿情報: SumiJunko | 2011年10 月15日 (土曜日) 21:34
シカ様…
つれないんだけど、寄り添っている。
遠いけど身近な存在。
http://borinquen.typepad.jp/blog/2009/02/post-36bf.html
投稿情報: Borinquen | 2011年10 月16日 (日曜日) 05:53
ボリンケン邸にはこんなキュートな鹿様がいらしゃるのですね。
なんかしゃべりかけてくるみたい(*^^*)
投稿情報: sumijunko | 2011年10 月16日 (日曜日) 09:25