「祝!にいに38歳!」義理の妹からメール。
…いいえ。あなたの兄は37歳になったんですよ(^^;)
私も含めて一族みんなB型だと、ただの誕生日もひっちゃかめっちゃかであります…(笑)
なにはともあれ、めでたい夫の誕生日。
今年のプレゼントは、ボロッボロッにくたびれてしまった会社のカードキー用のケース。
以前から気になっていた銀座7丁目の『ETTINGER』で決めました。
蝋びきした牛皮は、使えば使うほどこのブランドならではの不思議なツヤをかもしだすので有名。
要は、経年変化を楽しむ皮製品。
新品も美しいのですが、数年使用した商品見本の変化の美しいこと!
“経年変化”。
この言葉、「劣化」「消耗後の姿」などちょっとマイナスイメージ。
でもこの言葉にとっても魅かれてしまう私の心は、日本人ならではの侘寂(わびさび)を愛でる精神ゆえでしょうか。
使い古したものを味わい深く美しいと感じる心。
使えば使うほど、使った人に合わせて変化する染めた布の虜になったのもそこに通じているような。
そういえば!
インテリアコーディネーター時代に始めてプランした住宅展示場のテーマは「経年変化で愛おしくなる家」だった!
自分自身もだいぶ“経年変化”してきた最近。。。
いい味だして、いきたいもんです。
もしかして、そこには人間のいとなみと風物とのふれあいがあるのかもしれませんね。
風物への寄せる思いがこもっていると思います。
投稿情報: Borinquen | 2011年7 月12日 (火曜日) 06:46
ボリンケンさん、四季折々にかわる風物を愛でるのも日本人の精神ですね。。
なんだか、また村上春樹さんのスピーチ文を読みたくなりました。
投稿情報: SumiJunko | 2011年7 月12日 (火曜日) 07:47