日本最大のマングローブ地帯を一目見に、石垣港からフェリーで40分。
未開の地、西表島へ。
島一周の道すがらにはハブの亡骸に、のんびり歩く亀の子供。
ようやくたどり着いた樹齢400年のマングローブの板根は、
想像力を完璧にオーバーする未知の物体。
息苦しいほどの亜熱帯の大自然を満喫でした。
本日は、スコールとカンカン照り交互の激しい天気。
そして夕方には、大きな虹。
と、いうことは!ホタル鑑賞の絶好の日かも!
案の定、バンナ岳の裏山には数百、数千の蛍たちが。
初めて見たヤエヤマヒメ蛍は、ゲンジボタルと違ってアリンコ程度のちびっこでした。
手のひらにフワッとのる姿もカワイイ。
生息地は、水辺ではなく鬱蒼と茂る森の中。
3mm程度の小さな発光体が、上を向いても足もとを見ても辺り一面、大森林の中をチカチカと漂います。
宇宙の中に佇んでいるような幻想的なひととき。
夢見心地で山から下りれば、今度は空には無数の星。
宇宙の浮遊間ふたたび。
こんなため息が出る自然の美しさを模倣しようとしたのかもしれない都会のイルミネーションやネオン。
今後はそれらがなくなり、代わって本物の自然のイルミネーションに触れられる日が近づくのかも。